
KISTERSオートメーションサーバー(KAS)
ユーザーとの対話なしに自動変換を実現するバッチツール
繰り返される手順をオートメーション化する場合、KISTERSオートメーションサーバー KASを3DViewStationシリーズの全製品と組み合わせてご利用いただけます。このとき大概、ネイティブ3D CADデータ形式からより容量の小さい3DVSデータ形式への変換が行われます。こうすることにより、例えばネイティブ形式では読み込みに5分もかかる5 GBのCatiaアセンブリーを3DVS形式への変換後、わずか1秒で読み込めるようになります。その際、情報がすべて失われないように設定したり、情報量の削減も可能。変換ではモノリシック、または「ばらばらの状態」を選択でき、その場合はジオメトリファイルごとにひとつに3DVSファイルに変換されます。こうすることで、複数取り付けの可能性のある部品が変更されたとしても、変換の手間を大幅に削減できます。また、KASではそれだけでなく、PLMシステムの自動画像プレビュー作成、作成したアセンブリー関連ビュー全体の3D/2D形式でのエクスポート、アセンブリー全体のデフォルト3D形式でのエクスポートも可能です。
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技術
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以下のプロジェクト例は、KASバッチツールのお客様のものです。
あるヘリコプターメーカーでは、可視化前に社内のCADネイティブデータをすべて3DVS形式に変換。おかげで、非常に短時間でヘリコプターの可視化が可能となっています。モノリシックの場合、2~300万の部品の読み込みにかかる時間は10秒未満。CADシステムでは、ヘリコプター全体を読み込むなど到底不可能でした。
とあるトラックメーカーでは、KASにより、社内のCADネイティブデータをバッチ処理でより容量の小さい3DVS形式に変換しています。特定のファイルはメタデータから制御され、さらにBREP内で変更されます。トラックが設定された後、KASを介して部分的に疎外されたSTEPデータに変換され、2D図面が自動的に生成されます。
プラントエンジニアリング会社がKASを使って約5TB(!)CADデータを3DVS形式に変換します。おかげで、約2億個の部品から成るプラントでも、簡単に3DViewStation WebViewerへの読み込みが可能。
とある造船所では、船全体を3DVS形式に変換するためにKASが使用されています。この変換を行うことにより、約1000万個の部品を約15秒でVR版、さらにはデスクトップ版、WebViewer版にも読み込めるようになります。
当社のコラボレーションソリューション: VisShareでは、ネイティブデータの3DVS形式への変換と画像プレビューの作成のため、バックグラウンドでKASが使用されています。
3Dデータフォーマットのサポート
出て行け:
ネイティブ&ニュートラルなCADデータの3Dインポート。
Catia, NX, Creo, Solidworks, SolidEdge, Inventor, SAT, Parasolid, JT, STEP, 3D PDF, Revit, GLTF, 3DXML, VRML...
3Dエクスポート:
STEP, JT, 3D PDF, 3MF, Parasolid, VRML...
2Dデータフォーマットのサポート
Excerpt:
2Dインポート - 図面、Office、画像:
Catia CatDrawing, NX 2D, Creo DRW, Solidworks slddrw, DWG, DXF, HPGL, 2D PDF, TIFF, JPEG...
2Dエクスポート:
DXF, PDF, CGM, PNG, SVG, BMP...