造船業

3DViewStationこそが海洋産業における3D CADビューアー

造船業における最大の課題は、何と言っても複雑なアセンブリー。数百万個の部品をどう処理するのか、膨大な量のネイティブ3D CADデータにどう対応するのか、いかに読み込みにかかる時間を短縮するかがポイントとなります。競争の激しい今日の市場では、造船業者は、設計・開発プロセス全体を通して、直感的に操作できるビューアをコラボレーションツールとして使用することで、生産性が向上することを実感しています。数百万個の部品で構成される複雑なアセンブリをわずか数秒でロードすることができるため、3DViewStationは非常に大きな3D CADファイルを視覚化するための主要なツールとなっています。約1000万個の部品を使用した旅客船の造船メーカーでは、当社の3DViewStationを使用することで、膨大な数の部品をわずか15秒ほどで完全に読み込むことができました。ローカルPCのデスクトップ版でも、タブレットやスマートフォンでWebViewerを使用する場合も、3DViewStation VR版でVRセッションを行うにしても、所要時間に変化はありません。他社のシステムなら複雑なCADデータの読み込みすら完了しないような時間で、セッションを終わらせることができます。

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当社では、常にお客様であるメーカーの立場から、その分野の課題をクリアするソリューションの開発に励んできました。目指したのは、どのCADシステムのデータにも対応したソリューション。よく使用されるCatiaやNX、Creo / ProEngineer、またニュートラルファイルすべてに対応しています。さらに、一度3D CADジオメトリを読み込んだあとは、最適化も可能。アセンブリーファイルなしで済ませようと、造船メーカーでは部品をいくつも組み合わせた状態で処理しようする傾向があるため、データ量もそれに合わせて膨れ上がります。そんなとき、KISTERS 3DViewStationならインスタンスを識別しやすく、記憶容量をセーブしながら短時間での読み込みが可能です。もちろん、当社のKASバッチ処理ツールでこのプロセスをオートメーション化したり、容量の小さい3DVS形式に事前変換することもできます。数百万個の部品を扱う場合でも、3DViewStationなら、フィルターで属性や名前、色を指定して絞り込みを行ったり、直方体(ボックス)や球体、またはパイプライン、ホース沿いなどに特定の範囲を単独表示することで、すぐにお探しの部品が見つかります。さらに、スマートフォン上でも、3DViewStation WebViewer版のタッチインターフェースから一瞬で船のデッキ全体を切断したり、部品の肉厚計算が可能。ただ、その場合はタブレットを使用した方が、プロジェクトエンジニアが現場の作業情況を確認したり、3DViewStationによってパイプラインを取り付ける正確な高さなどを測量できるので、おすすめです。また、衝突の確認を行うことで、早い段階で問題のある箇所を特定することもできます。いずれも搭載機能は同じであるため、使用環境に応じてデスクトップ版かWebViewer版をお選びいただけます。

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